当院について

院長挨拶
理事長写真院長 大西仙泰

高齢者医療に携わった30余年と病院づくり

1986年、高齢者専門の病院として開設以来、30余年の間に高齢者医療は大きく変わり、時代に合わせて対応して参りました。
開設当初は高齢者医療という専門的な医療はなく、一般の医療を提供していた時代から最初の10年の間に高齢者に寄り添った、高齢者のペースに合わせた医療・看護が徐々に提供出来るようになりました。
20年目に入り、それまでの長期療養を中心とした医療・看護に加え、自立支援を目的に新たに各種リハビリ療法士による専門性の高いリハビリテーションを取り入れました。
加えて各種職員によるチーム医療の徹底により、質の高いサービスの提供が出来るようになりました。
同時期にリラクゼーションを目的に天然温泉を発掘し、院内での温泉利用を開始しました。
ここ10年間ではサービスの質向上と在宅復帰への強化を目的に、リハビリテーションの効果を上げるための管理栄養士による栄養管理、誤嚥性肺炎予防対策に歯科衛生士による口腔ケアの取り組み強化と、各職員への指導を徹底しました。
さらに支援相談員の入退院相談業務強化により在宅復帰の成績も向上しています。
もちろん疾患による終生期の医療においても、開設当初より利用者様に寄り添った安心安楽で信頼される対応を心がけています。
これからも高齢者医療は超高齢化に向かい時代とともに大きく変わって行きます。2018年8月から、富山県の先駆けとして介護療養病棟を「介護医療院」へ、今後ますます地域で必要とされる機能を擁した病棟へと転換いたしました。また、2019年10月から、介護職員等特定処遇改善加算の算定も始め、これに準じて、より職員の資質向上を推進して参ります。
30年を超え、引き続き高齢者の特性に合わせた専門性の高い、利用者様目線のサービスが提供出来るよう努力を重ね、地域に根ざした病院づくりに邁進して参りたいと思います。

 理念

私たちは、その人らしさ、その人の意思、そしてその人の生活を大切に、
可能な限り自立した生活を送っていただけるよう支援していきます。

 倫理規定

私達は、療養生活を望む利用者様に、人としての尊厳を保ち、できるだけ健やかに、安心した生活が継続できるよう、適正な医療・専門的知識と技術及び倫理的自覚をもって他職種との連携に努め、“その人らしさ、その人の意思、 そしてその人の生活を大切に可能な限り自立した生活を送って頂けるよう支援していきます”の運営理念を達成するために以下の行動指針を提示します。

  • 私達は、人としての尊厳と権利を尊重します。
  • 私達は、利用者様の、年齢、性別、社会的身分、経済状況にこだわることなく平等に対応し、個々の習慣、態度、思想についても受けとめる姿勢をもって、サービス提供を行います。
  • 私達は、利用者様の安全を守り、安心した生活が継続できるよう専門的知識と技術の向上に努める為に、継続学習と研究活動を行います。
  • 私達は、地域における介護問題、生活に関する問題を解決するために、医療・保健・福祉、その他関連職種の人々との連携に努め、総合的なサービス提供を行います。
  • 私達は、利用者様の人権を保護するために、個人に関する情報の秘密を守り、これを他者と共有する場合については、適切な判断のもとに対応します。
看護部長挨拶
看護部長写真看護部長 草清美

当院は、慢性期病院として医療保険病棟109床・認知症治療病棟50床、そして2018年8月から新たに介護医療院へ転換した54床の、計213床を有する医療機関です。
「その人らしさ、その人の意思、その人の生活を大切に限りない支援」を理念に患者様、利用者様に安心、安全で信頼される質の高い高齢者ケアを実践できるよう努めています。また、教育体制にも力を入れ、介護職員等特定処遇改善加算算定に見合った、職員の資質向上を目指しています。
働き続けられる職場になるように、ワークライフバランスを取り入れ、仕事・家庭・学業を無理なく行える支援体制があり、福利厚生も充実しています。
笑顔と思いやりを持って、患者様や家族様、地域の皆様から愛され選ばれる病院つくりに職員全員で取り組んでおります。

 看護部の理念

私達は高齢者の尊厳を保ち、心のこもった看護・介護を提供します。

 看護部の目標

  • 患者様に安全・安心な看護を提供します。
    • ・専門職として向上心を持ち知識・技術を高める
    • ・患者様に優しさと思いやりの看護を提供します。
  • 多職種と連携、協働してチーム医療の展開を強化します。
    • ・在宅・施設など、カンファレンスにてその方にあった方向性を支援します。
    • ・認知症の程度を正しく評価した上で安心・安全な環境を提供していきます。
    • ・終生期に対して患者様・家族様と寄り添う看護をします。
  • 働きやすい職場づくりの取り組みを継続します。
    • ・明るく楽しい職場環境で患者様に看護・介護を実践します。
    • ・ワークライフバランス制度の活用による仕事と生活の両立を支援します。
当院のリハビリテーションに関して

当院にはリハビリの専門療法として、理学療法、作業療法、言語聴覚療法があり、医師の診断のもと、その方に適したリハビリテーションサービスを提供しています。
在宅復帰をはじめ、今後の生活の場に合わせて、必要な機能や日常生活動作の改善を図ります。
また、家族様へ介助方法のアドバイスをしたり、実際にご自宅に伺い、生活環境の調整なども行います。

 理学療法(PT)とは

病気、けが、高齢などの原因で寝返る、起き上がる、座る、立ち上がる、歩くなどの動作が不自由となった方に対し、日常生活で必要な動作ができるように、身体の基本的な運動機能の維持・改善を図ります。
また、病気や障害があっても自分らしく生活したいという思いを大切に、福祉用具(杖・歩行器・車椅子)の適用相談、生活環境の調整や家族様への支援も行います。

理学療法

 作業療法(OT)とは

作業療法は、食べたり、着替えたり、トイレをするなどの日常生活動作や、仕事や趣味などの様々な活動を通じ、からだの障害や認知症に対するリハビリを行います。
また、障害があっても、残された能力を最大限に使って、活き活きとした生活が送れるよう日常生活動作や福祉用具(食べやすく工夫した食器やスプーンなど)の活用についてアドバイスを行います。

理学療法

 言語聴覚療法(ST)とは

脳血管疾患などにより起こる、話す・聴く・読む・書く、聞こえ、音声や発声などのコミュニケーション障害(失語症・構音障害・聴覚障害 など)の問題がある方に対して援助を行います。
また、飲み込む機能に問題がある方に対し、できる限り口から食べられるように支援します。
それぞれの方が持つ問題にあわせた評価・訓練・指導を行います。

理学療法

●チームアプローチについて

医師、看護師、ケアワーカー、リハビリ療法士、栄養士、薬剤師、支援相談員、介護支援専門員などの専門職が参加し、意見を出し合う事で患者様一人一人にとってより効果的な支援を検討し実践していきます。

<チーム構成>

  • ・医師
  • ・看護師
  • ・ケアワーカー
  • ・ソーシャルワーカー
  • ・介護支援専門員
  • ・薬剤師
  • ・管理栄養士
  • ・リハビリ
チームアプローチ
食事について
栄養科
管理栄養士(3名)、栄養士・調理員・調理補助(計11名)で構成されており、患者様や家族様の気持ちに添ったお食事の提供に努めています。
食事について
高齢で摂食・嚥下機能が低下している患者様が多いのが特徴で、安全にお食事を摂取していただけるよう、嚥下食に力を入れています。
日本摂食・嚥下リハビリテーション学会の嚥下調整食分類に沿ったお食事を提供しており、キザミ食を廃止しやわらか食を導入しました。
また、少量でも無理なく必要な栄養が確保できるよう、様々な栄養補助食品・栄養強化剤を組み合わせてお食事を提供しています。日々、新たな少量高栄養食の開発にも取り組んでいます。
その他、症状に応じた治療食の対応・アレルギー対応はもちろん、嗜好の対応もできる限り行っています。
適宜残食調査・嗜好調査を行い、その結果を献立に反映し、患者様の食事満足度・QOLの向上に努めています。
キザミ食を廃止しやわらか食へ
粥に栄養強化剤を入れる様子
行事
入院生活を少しでも楽しんでいただけるよう、(季節ごとに旬の食材や季節の)季節を感じられるお料理を取り入れ、月に1~2回行事食を提供しています。
小正月
小正月
クリスマス
クリスマス
七夕
七夕
栄養管理・栄養相談
入院患者様全員に対して、身体計測、食事摂取状況、輸液、臨床検査値等をもとに栄養評価を実施し、栄養改善のサポートを行っています。
管理栄養士は毎日病棟や食堂を訪問して多職種とも連携を取り、患者様の状態変化に迅速に対応できるよう努めています。
また、医師の指示のもと、必要に応じて管理栄養士が患者様の病態・嚥下状態・栄養状態に応じた食事方法を提案しています。
無理のない経口摂取が継続できるよう、ご家庭でも取り入れやすい方法をお伝えしています。
施設や他院へ退院される場合は栄養サマリーを作成し、患者様個々に適切な栄養療法が継続できるよう心がけています。
■当院のご利用について、お問い合わせフォームより、お気軽にお問い合わせください。
 
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